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lov    家庭教師 洋子 38歳 その3

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洋子は、もう38歳だが貴弘はまだ少年である。
幾ら互いに惹かれ合っても、社会的な壁というものがある。
二人は今すぐに婚姻届けを出して、共同生活を始めるなどという行為は不可能である。
彼はともかく彼女は痛い程分かっている。
いや、分かっているつもりだ。

だからこそ、彼女の身体は、より激しく彼を求めているのだ。
愛しい彼の遺伝子を逃したくはない。
もっと言えば、激しく己の身体に刻み込んで貰いたい。
彼女の心は燃え盛る一方であった。

彼女は、ひと月半程前に体調を崩していた。
いつもより生理が重く、顔色も悪かった。
無理をして家庭教師に来たが、とても辛そうであった。
その時に、彼から言われた。

「先生、大丈夫ですか?」

彼女はその気遣いが嬉しかった。
そして

「辛かったら、僕、送っていきます」

と言われた。
彼女は慌てて

「えっ? あっ、いや、 大丈夫よ。へーき、へーき」

と言って胡麻化そうとすると

「平気じゃないです。顔、真っ赤ですから」
「先生が返ったら、僕、いつもの3倍の勉強をしておきますから」

と、彼が言った。
洋子は、感動した。
他人に、いや男性にこんなにも真剣に心配して貰った事が無かったからである。

彼女は家に帰って胸がドキドキする感じを覚えた。
まさか、この時は恋だとは思わなかった。
相手は高校へ進学しようとしている少年である。
彼女は今でもこの時のトキメキを覚えている。

それ以来、彼女の、彼に対する露骨なアプローチが始まったのである。
彼女は必死であった。
彼の同年代の女の子全てに敵意を持った。
状況を考えれば、彼女の境遇は、圧倒的に不利である。
彼女は絶対に彼を、誰にも取られたくはなかったのであった。

そんな過去を、ふと思い出していた洋子に貴弘がいきなり聞いて来た。

「先生、この前、・・・赤ちゃんって言ってたのは・・」

彼女は、ギクッとした。
自分が勢いで言ってしまった言葉で、彼は引いてしまったのか?
彼女は、必死で取り繕うとした。

「えっ、え? 私、そんなこと言ったかな?」

と彼女が言うと彼が

「あれ、・・・冗談だったの?」

と彼が言う。
彼の眼は真剣である。
彼女には彼の気持ちが分かりかねた。
だがしかし、もはや誤魔化す話では済まなさそうだ。

「あっ、 でも、 そんな大事な事・・」

と言葉を濁すと、彼は言った。

貴弘「僕は、・・・先生の、 赤ちゃんが欲しい」

えっ?
彼女には彼の言葉の意味が飲み込めなかった。

「あの、 貴弘さん、 それは」

貴弘「僕、先生と一緒に居たい」

えっ?えっ?、何?
彼、何を言っているの?

貴弘「先生の赤ちゃんが欲しいです!」

貴弘さん。

彼女は、愛の告白を受けた。
彼から、私が欲しいと言われた。
こんなにも歳が離れているというのに。
彼女は、いきなりの事で頭が混乱し、迷った。

暫く、沈黙の時間が流れた。

そして洋子の心は決まった。
最初は、彼の快楽に乗じて、子種だけ貰おうと思っていた。
だが違った。
彼も自分の事を愛してくれている。
もう、迷わなかった。

「貴弘さん、私も貴方を愛してる。 でもね、駄目。 今は駄目なの。 貴方なら分かるよね」

貴弘「うん。  分かる」

「でもね、私には時間が無いの。 貴方を待っている時間が」
「だからね、私に協力して欲しい」
「貴方の赤ちゃんをつくる為に。 ねっ!」

貴弘「はい。 分かりました」

「本当に?」

貴弘「はい。 僕、男ですから」

彼女の瞳から涙がこぼれた。
彼を、思いっきり抱きしめた。
彼女は生まれて初めて、生きてきて良かったと思った。

           つづく

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