寝苦しい夏の夜
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「……スーパーで買い物をしていると私のスマホが鳴った。見るとあの男、卑劣な男の河田清二から直ぐに来いとラインが届いていた。河田清二とは同じ地域の町内会長の事で、私が家から出て来る所を家の中から見られていたのだ。梨花は困惑した表情で苦虫を噛み潰した。梨花は娘の就職の事で河田から肉体関係を迫られていた……」
官能作家の小山修一は煙草の煙を燻らせながら届いた官能作家志望の主婦、青山花梨からの作品に黙って目を走らせていた。
「……何でしょうか?梨花は気丈に河田の前でこれから夜ご飯も作らないといけませんし用件を早く済ませて下さいと振る舞った。そんな梨花に河田は慌てる事も表情を崩す事もなかった。河田は冷静に娘さんの件だけどね、良い縁を結ぼうじゃないか私の縁者として紹介するんだからね。梨花は単刀直入にお金ですかそれともカラ(ダ)……と言って言葉を飲み込んだ。河田は、担当部長の○○さんも娘さんがお気に入りで入社すれば娘さんを特別に可愛がってくれるんじゃないかな?そうなれば大変だから残念だが私もそうなる前にこの話は断らなければいけい。と言うと梨花はわかりました。貴方の考えはと言うと意を決した。
梨花はソファーに深く体を沈めると「ハァーーッ」と深い溜め息を洩らした。河田の脂ぎった加齢臭が匂ったからだ梨花は歯を食い縛り切な気な表情を浮かべていた。そんな梨花にもお構いなしに河田の体は梨花へと覆い被さっていった。フフフッゆっくり楽しもうじゃないか、まだまだ五十代の体には見えないぜ。
梨花はこの男は親切な顔をして何処まで卑劣な男なんだと身を固くして身構えたが、リビングに吊るされた安物の小さなシャンデリアがユラユラと揺れ始めレインボーのスペクトルが見えた。そんな時だった梨花の気が緩むと河田の手が梨花の下半身へと伸びた。スッっとショーツに手が伸びたかと思うと河田は一気にショーツを引き下ろした。梨花は頑なに片手でショーツを掴んでいる。河田は梨花の耳元でボソッっと囁いた。破くぞ、乱暴にされたいのか?ショーツを掴んでいた梨花の手がダラッっとソファーから垂れ下がった。間もなくすると何処からともなく…グチュ…グチュ…グチュと言う音が聞こえてきた。梨花はウゥッウゥッと声を上げた。
河田はわかれば良いんだ、さすが町内で一番と言うだけの美人の体だけはある。いい身体だ、奥さんは敏感なのか?旦那には勿体ない頂くぜ。と言った。次の瞬間、梨花のブラジャーは河田に剥ぎ取られコリッコリッチュパチュパと河田は梨花の谷間に顔を埋めていた。
ガチャガチャ、ピンポンピンポーン誰かが来たのだ、私は物陰に身を隠し再び中を覗き込むと梨花は背凭れに凭れ掛かるかの様に四つん這いになっていて、梨花はアッ!!っと更に一段と大きな声を上げた。ズブッ…ズブッ…ズブッ………ウグッ…ンッ…ウゥッ……私の場所からも河田の大きな肉柱が入っているのが丸見えになっていました。
段々とソファーの軋む音が大きくなってスピードが早くなっていきます。河田のいくぞと言う声が聞こえた。小さな花弁からドロッっと滝の様に白濁液が滴り落ちた。途切れ途切れの声でもういいでしょ?と言う梨花の声が聞こえた。ですが河田は、まだ綺麗にして貰わないとなと言うと梨花の鼻を摘まみ上げ、梨花の大きく開いた口の中に肉棒を押し込んだ。
ほらっ、もっと舌を使って、もっと奥まで咥えろ、河田は梨花の頭を押さえ込むと梨花の頭を前後に激しく振った。上手いぞ、気持ちいい、一発抜かないと持続しないからな、今度はさっきよりも長続きするからな、と河田が言うと、河田は梨花に咥えさせたまま梨花を押し倒すかの様に仰向けに寝かせると、梨花が両手で両足を抱える様に足を開いていた。
嫌っあぁん、何だもう感じてるのか?あっ、あああ、ああっ…パン…パン…パン…パン……イイイイ…イクイク…イクッ」官能作家の小山修一はゆっくりと煙草を消すと青山花梨にラインを打った「拝読して驚いています。大丈夫でしょうか貴女の実体験ですよね?とても心配しています」
すると既読になり青山花梨から直ぐに返事が返ってきた。「えっ、まさか!!私じゃありません。ち、違います」小山「本当に?正直に言っても恥ずかしい事じゃないんですよ花梨さん、いえ梨花さん、どちらが貴女の名前かはわからないが官能作家なんだから……」すると少し間が空き花梨から「実は……私はショックでした。母が私の為に……その代償として、あの卑劣な男に抱かれてるなんて……」と、小山は「そうなんですか大変だったんですね、まあ作家としてはいろいろな体験をして引き出しを多く持っている方が良い」と花梨を励ます。
花梨「私はあの時…遠くからママと呼んだんです…ですがママは私に気付いて貰えなくて…ママが私の知らないあの男の家の中に入って行くのを目撃して私はママの後を追うと…カーテンの隙間からたまたまママの姿が見えたんです。私は……」
小山は再び煙草に火を点けると、天を仰ぐ様に腕組みをして「……花梨さん根掘り葉掘り聞いて申し訳ない、私は貴女を責めているんじゃない。どうだろう一度お会いして胸中を告白してみては?私が添削すれば良い作品になるかもしれない」と花梨に送った。