田舎の中学生 2
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(1からのつづき)
中学校に入学した俺(真太郎)は関西とはいえかなり田舎の中学校に通うことに。小学校では男は自分しかおらず、中学校も同級生は15人でうち男子は5人しかいない。入学した後、この地区の慣わしである【郷土の会】でこの地区独特のなれあわし風習の一部を体験することになった。早速同級生の中での代表である副長(ふくちょう)に選ばれた真太郎は、男長で3年生の一(はじめ)と2年生で自分と同じ副長の康(やすし)に男の儀式を仕込まれた。
副長の証である赤褌を締めて下の階に降りるとみんな真新しい白い褌を締めていた。そういえば、子供のころ祭があるたびに中学生以上の人たちは赤い褌と白い褌に分かれていたが、ようやくその意味がわかった。真太郎の父親の褌も赤だったので、父も同じだったんだなと思うと少しうれしく思えた。
「今日は初めて会うものもいるだろうから自己紹介をしてゆく。2年生より上はみんな棹を出してイク前の長さまで見せてやってくれ、1年生も褌をはずして先輩たちの紹介の後自己紹介してもらう、いいな」
と康副長が言って、後から聞いたところでは「顔合わせの儀」という儀式が始まった。
先輩たちの中で二人、2年生の高志先輩と雄介先輩がまだ毛は生えていなかったが、雄介先輩の棹はもう大人の形すなわち皮がめくれた状態だった。高志先輩は勃起しだしてから少し上のほうから頭が出てきているのがわかった。3年生の9人はもうみんな毛は生えていたが、3人ほどまだ子供の棹のままの人もいた。そしていよいよ1年生の順番だ。1年生は副長から順番に指名された順で先輩たちの言った内容に従って言うことになっていた。
「はじめまして、副長の真太郎です。毛は6年生の夏休みが終わったころから生えてきました。汁は今日初めて出ました。好きなアイドルは〇KBのゆいはんです、この中学校でかわいいと思っているのは同級生の真弓です、副長として・・・」と挨拶が終わると大きな拍手をいただいた。
次は最も体の小さいチビタこと大介だ。
「はじめまして、大介です。毛も汁もまだです。好きなアイドルはモモクロのあーりんです。この中学校でかわいいと思っているのは・・・えっと、姉ちゃんの緑です!」というと、先輩たちの席から「おまえ、だんちょうのことお兄さんと言わなあかんぞ」という声が飛んだ。1年生がこの言葉の意味を知ることになるのは後のことになるのだが・・・。
以降、体操が得意で筋肉ムキムキの啓介、背丈は歩けど病弱で色白の智也、そして少しだけ毛の生え始めていた優作の順に紹介していった。
終わると先輩たちが15人の先輩たちが話し合いを始め、1年生一人につき上級生3人で取り囲み部屋の中のあちらこちらに分散を始めた。俺には男長と康副長そして3年生でもっとも小柄ながら快速ランナーとして知られている匡先輩に囲まれ【親近の儀】と名づけられたことを始めることになった。内容はいたって簡単。先輩たちの棹を優しく扱くものである。そして発射される汁を体で受け止め、一部を口に含みグループ内の兄弟としての儀式を済ませることなのである。
まずは男長の一先輩からである。最初手でしていると頭を捕まれ「口でしてくれ、飴をなめる感じで良い」と教えられ、5分ほどで俺の口の中に男長の汁が何かの花のようなにおいとともに口いっぱいに広がり失礼にならないようにと一気に飲み込んだ。それがなぜか急に気持ち良いものと感じてしまった俺は、後の先輩たちにも同じようにした。
儀式の後先輩たちからは「お前素質すごいなぁ」などといわれ、俺がやっているのを見て真似をしたが咽てしまった啓介や大介は「お前初めてじゃないんじゃないの?」と疑われたのだった。
その日はそれで終わり帰宅し両親に副長に選ばれたことを報告すると顔を見合わせて微笑み喜んでくれた。
以降は内容によってジャンルを変えて登場します。
つづく