同愛4(参)
はん、ほんまキザったらしい男や。
なにが、俺の為に…や。
なんで、自分の為やって分かるん?
違うかもしれへんやん?
なんかの、罰ゲームかもしれへんやん?
なのに、この人ときたら。
なんで…なんで、分かるん?
せやから、うちは力無く頭を下げた。
肯定の意味で。
貴方の為に可愛い格好をして来ました、って。
そしたら、この人。
うちの事を抱き抱えて、プレハブの事務所まで連れ込みよった。
それから、うちをソファーに寝せて、事務所の鍵を閉めて、カーテン…は、最初から閉まっとったけど。
なんや、うちを押し倒して、じっと見とる。
さっきより、強く真っ直ぐな視線でうちの目を見とる。
顔が持たんかった。
数秒でうちは顔を反らした。
だって、格好良すぎるやん。
そんな、真面目な顔されたら、誰だって反らしてまうよ。
そしたら、この人はまたうちの頬にキスをしよった。
でも、今度はそれだけでは終わらん。
首筋や鎖骨、それにびっくりして前を向いたうちの唇にも長くて熱いキスをした。
それでな、そのキスがほんまに熱ぅて熱ぅてな、うちはよぉ訳が分からんようになって。
不覚にも、大好きですなんて言うてしもうたんや。











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