同愛2(終)
嬉しかった。
だって、それはつまり、またしていいってことだから。またしてくれるってことだから。
だから、いまはアンタにリードされるのを我慢する。アンタが俺を気持ち良くするのを我慢する。
でも、いつかは俺がアンタを気持ち良くするんだ。俺がそう言うとアンタは嬉しそうに照れ笑いをした。
そして、また濃厚なキス。
アンタがゆっくり腰を動かす。俺も少しは慣れてきたけど、やっぱりまだ駄目。
アンタが早く腰を動かし始めるともう何だかよく解らなくなる。
まるで、ぐるぐると止めどなく廻る感覚。
でも、それが気持ち良いのは分かる。
次第にアンタが俺を犬の交尾みたいに後ろから犯し出す。
ああ、昨日の知らない女と同じだ。
昨日の女みたいに俺はだらしなく口からよだれを垂らし、泣きながら笑みを浮かべる。
たくましい雄に犯される雌。
いまはここ。
いまはまだここ。
でも、やっとたどり着いた。
ああ、好き。
大好き。
俺が一番アンタを愛しているんだからな。
つづく「同愛3」へ




(9) 




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