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lov  欲孕2

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この話は続きです。はじめから読まれる方は「欲孕」へ

そして、その中でも一番の心残りは日本人男性と恋に落ちることなのだそうだ。
ソフィーナは自国の男性よりも断然に憧れを抱く日本の男性に魅力を感じるのだと言う。
しかし、日本に居る為に勉強が第一であったソフィーナにはそういった関係になる出会いと時間があまりにも無さすぎた。
大学でもプライベートでも声をかけてくれる日本人の男性は少なく。こと恋愛に関しては目ぼしい相手は皆無なのだ。
しかし、ソフィーナは諦めきれなかった。せめて、自分の子供には日本人男性の血が、遺伝子が欲しいと彼女は思ったそうだ。
そこで、その相手としてバイト先で唯一、仲良くなった日本人男性の俺が候補に上がったのだと言う。
なんだそれは…と俺は絶句してしまう。だが、彼女の眼は至って真剣な眼差しだ。
俺は動揺した。ソフィーナの美しく整った顔立ちはバイト先でもちょっとした噂だし、男性客がソフィーナ目当てで何度も店に通うことはざらだ。スタッフの間でも彼女のその悩ましげなプロポーションへの話題は絶えない。正直、俺も彼女には夜のオカズとして何度もお世話になっている。
ソフィーナがそれらの事に気が付けば俺なんかよりも、ちゃんとした男性を獲得するには時間が掛からないはずだと俺は知っていた。
だから俺は動揺しながらも彼女の申し出を丁寧に断った。確かに時間は限られてはいるが、まだ、妥協する状態では無いのでは?と彼女に一言二言、助言をして…。
それが少なくとも俺などに好意を持ってくれた彼女への俺なりの優しさだったのだ。
そして、言い終えてすぐ俺は惜しいことをしたなと後悔をする。どういう経緯であれ、さっきまでならソフィーナみたいな美人とセックスが出来たのだ。
しかも、お遊び的なものではなく、本気な気持ちで…特に秀でたところも無い俺なんかがだ。
そして、もし、本気でという話ならば過去に何度も恋愛にて失態を犯している俺の逸脱した性癖をも彼女は受け入れてくれたのだろうかとも考えた。彼女の申し出は、困惑と共に、どこか希望にも似た感情を抱かせてくれるものだった。
でも、それは彼女にとっても具合の悪い話だ。だから、俺はそんな欲望に任せず、身を引いたのだ。
色々なことを考えながら俺はその日のバイトを終える。バイト中、ソフィーナとの会話は無かった。彼女にとってももう必要で無くなったはずであるから…と。
ただ、それが俺の都合勝手な考えであったことは、翌日にソフィーナと出会った時に判明してしまう。

つづく
欲孕3」へ

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