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lov  水中苦行弐ー22   揺れる乙女心

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滝つぼに落ちる水‥水から来る冷たい冷風。滝つぼの外周を覆う緑色の森林。海も好いけど‥山も好いかも‥景色に緑が在るのが好いのかな?黄色の太陽、空の水色、森林の緑‥‥‥!
「アユミ!テントに戻るよ!」ミカが大きな声で私を呼んでいる。
背泳ぎのままテントの方へ急いで泳いでいく。三人共、水際で大の字で寝転がる。‥するとタカさんが言う‥
「ミカとアユミちゃんが二個づつ。俺は一個でいいよ!」タカさんがそう言うのなら‥
私とミカはお互い目を合わせてお互い笑い合い、お互いご満悦の気分である事を認識する
暫く、髪の毛が乾くまでテントでお昼寝をする私とミカ。タカさんは滝つぼの上にある川
を見に行く為、私のディアルパーパスと言うオフロードタイプのオートバイに乗って‥
プチひとり旅に出かけていく‥‥zzz‥‥!タカさんが帰ってきた!「どう?ありそう」
「金鉱脈は専門家じゃないから判らない!‥けど、砂金がちょっとあったよ‥ほら!」
ほんとちょっとの砂金が手の平に申し訳無さそうに乗っている。その後、荷物の纏めて
美味しいお昼ご飯を山間の麓で食べた後、クルリっと一周して帰路に着く。途中で私は‥
タカさんとミカと別れるが、私の家からタカさんの家まで歩いて10分もかからない‥
住宅街の路地を一周してからタカさんの家に近ずく。途中でエンジンを切って惰性で行く
タカさんの家の前にオートバイを停めて、昨日見た北側にある二階に続く階段が気になる
ミカの机の引き出しにあった;班長さんの鍵;を盗む?ちょっと借りただけ‥後で返す!
通路を通って階段を静かに昇る。階段を上がった所にドアがある‥カッチャ‥ドアの鍵が
開く‥ミカはここから入り込んでタカさんと気持ち好い事をしてるのネ!静かに入り込む
‥驚かしてアゲルね!タカさん‥‥廊下を横切り部屋のドアを開けて入る‥‥!‥!!!
‥うッ!‥うゥゥん!‥あッ!‥あッ!‥あッ!‥聞き覚えがあるより自分も発する声!
奥のベットでタカさんが‥‥イやッ!‥嘘!‥ウソよ!‥相手の人?‥誰よ?‥ええッ!
私は見てはイケナイ‥とってもイケナイ光景を‥ミユお姉さんは戸籍状はお姉さんだけど
血が繋がらない養子の子。(水中苦行ー1参照)苗字を養子の前に戻せば結婚だって出来る!
はっきり言えば他の親の子‥‥でも‥‥今相手にしている娘は‥‥双子の姉‥‥絶句‥‥
急いで部屋を出て階段を降りて行くと‥ミカが居た。「アユミ見てしまったのネ‥秘密を
あたしの机の引き出しから鍵を盗んで‥泥棒猫なんだから‥鍵返して‥」とミカが言う。
「ミカは知っていたの?‥」「うん!‥ずいぶん前から‥アユミは強い娘だと想ってた‥
班長さんの事‥嫌いになった?‥‥班長さんは女嫌いを克服する為‥一生懸命なの‥」
「私だって‥タカさんの事‥一生懸命愛していたのよ!‥我慢してたのよ!」鍵をミカに
返しながら私は、ミカの横を通り過ぎる‥オートバイに跨り家に向かう‥その途中で‥!
‥涙が‥‥涙が‥‥ちょっとつづ‥‥ちょっとつづ‥‥‥。

この世の中には聖域と密会が存在している。
前者が善の行いとされている‥後者が悪の行いとされている。
ミカは可哀想な目でアユミの背中を見ながら見送る‥‥口元は‥反対の表情‥

投稿者:マゼラ     水中苦行弐  完

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