水中苦行弐ー22 揺れる乙女心
この話は続きです。初めから読まれる方は「水中苦行弐」へ
アユミが見つけた小さな小さな黄金色に輝く粒。まさしく砂金である事を認識する。
砂金は砂より比重が重いから砂の中に埋もれてしまう。
だが洗濯板みたいなおう突した所に砂金を含んだ砂を載せ、そのまま水の中でスイングする様に左右に振ると水の水流が生まれ
その水流により砂が取り除かれていくと、砂金だけが比重の重さでその場に取り残される。
アユミが足をバタつかせた事により、水流が生まれ砂が取り除かれて、砂金が砂の表面に
出てきた。必ずしも砂の中に砂金が含まれているとは限らないが、金鉱脈のある近くの川に
砂金が流出するのはよくある話である。川の先に滝があり、その滝つぼに砂金が流出!
アユミが手にしている砂金を見るなり、ミカはその場所の砂を掘り返すとまた砂金の粒が!
次から次と出てくる。大きさとしては1mmに満たない大きさだが、なにせ数が多い!
タカ、アユミ、ミカの三人はお互いに顔を見合わせ、砂を三人で掘り返す‥出てくる砂金!
タカとアユミとミカは水の中に居る事も忘れて歓声をあげてしまう。3人の口に水が入り
慌てて水面に急行する三人。「金だ!金だ!」と叫ぶタカ。「見て!見て!金よ」とミカ。
「みんな、落ち着いて!‥このまま3人で掘り返していたら、酸欠でダウンするわ!」
アユミの言い分にタカとミカは賛同する。空気ボンベを持って来なかっただけに一同納得。
「ひとりずつ潜ろう。あとの二人は水面で息を回復する。袋と浮き輪を持ってくる」とタカ
「まず、私が潜るわ!」無呼吸の潜水女のアユミがトップで潜る。タカとミカはテントへ
引き返して荷物バックより袋と浮き輪を取り出す。浮き輪を膨らますタカ。袋を持つミカ。




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