【可憐な一輪の花、玲菜】
*
数日後、私は一人ふらっとファミレスに立ち寄った。
窓際に腰掛け、私は何とは無しにぼんやりと窓の外を行き交う人々を眺めふぅーっと一つ深い溜息をついた。
目の前に置かれた、コーラの上に乗っかったまん丸アイスをストローの先で突っついてシュワシュワっと
泡立つ様を小首をかしげて眺めていた。
「れいな!ここにしようよっ・・・」
(うん?れいな?まさ・・・か・・・)
「まさと君ったら・・・そんな大きな声出したら恥ずかしいでしょ?」
ドンピシャだった・・・あの玲菜ちゃんが若く、いわゆるイケメンって奴と私の真横のボックス席に腰掛けた。
思わず顔面をプイっと窓側に方向転換させた。
(どうしようーー・・・ここは挨拶すべきか・・・しらんぷりすべきか・・・)
そんな事を想い巡ってると・・・・
「あれ?あさみさん?やっぱあさみさんだぁー偶然ですね!この前は楽しかったです、おしゃべり一杯できて・・・
あっと、彼は同じ大学の後輩で・・・まさと君。同じゼミ取ってて・・・単なる友人の一人で・・・」
「おいおい・・・単なるって酷いよなぁ~・・・少なくても俺は玲菜の事、ステディーな関係って思ってるんだけどなぁ~・・・ってか初めまして!お姉さんの事はこいつから良く聞かされてましたっ。」
(こいつって・・・マジむかつく奴。呼び捨てなんだっ・・・玲菜ちゃんの事。ふーーん・・・何かいやーーな感じ)
「ほんっと・・・偶然が続くよね~。これも例のシンクロってやつかな?玲菜ちゃんが言ってた・・・」
「玲菜、うれしい!・・・お姉さんあれ、覚えてくれてたんだ。やっぱ運命の出会いだったのよね♪ お姉さんとはっ」
心臓の鼓動が早鐘を打ち始めた―――
「ねーねー、お姉さん?そっちの席、移ってもいいですか?いいよねっ」
さっさと移動を始めるイケメン君。(だ~れがいいって言ったのさっ・・・)
「う・・・うん。いいですよっ。一緒の方が話しやすいよね・・・」
(心にも無い事言っちゃったぁ・・・でも、何で私ってさっきからこの男にいらついてるんだろ?嫉妬?まさかっ・・・)
玲菜はアイスレモンティーをストローを使って、品良く飲んだ。
伏し目がちになった彼女の長い睫毛が二三度微かに震えた。
マッチ棒何本乗るんだろう・・・羨ましい限りだ。 私のなんて・・・一本も無理か。




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同性に魅かれるのは女性同士であれば絵にもなりますよね。
男同士。。。あぁ~嫌だ。(^^)ハハハ
涼香ちゃんの小説の世界に入ると仕事で嫌な事があっても、どうでも良くなってきます。
またお願いしますね。
コメント by 熊五郎 — 2010/6/10 木曜日 @ 15:41:02
熊五郎さん コメをありがとう♪
確かに女性同士って絵的には綺麗かも^^
いつも私の拙作を読んで下さり感謝です★
少しでも気晴らしになってもらえたら嬉しいし、書き甲斐あります。
コメント by 七瀬涼香 — 2010/6/12 土曜日 @ 21:39:03