女子高生、スカートのなかの蜜肉
前岡は、新築の1DKのマンションに住んでいた。玄関を入るとすぐにキッチンと風呂、その奥に十畳の部屋があり、セミダブルのマットと液晶テレビ、そして小型のステレオと小さな折り畳み式のテーブル、それ以外には目につくものはなにもなく、室内は整然とかたづいていた。 金がないわけではなかった。退職金の八百万は手付かずで置いてあったし、郊外にもっていた家を処分した三千万もそのままあったが、一人暮らしにはこのくらいの広さでちょうどよかったのである。
少女はワンルームの部屋をはじめて見たらしく、めずらしそうに見回していた。
「こんな薬しかないんだけど」
と、キッチンの引きだしから軟膏を出してきた拓也が、少女に見せた。
自分で塗るだろうと思って薬を差しだしたのに、彼女が受け取ろうとしないので、拓也はオレが塗っていいのかなと躊躇しながらチューブをしぼりだして指に取り、スりむいたヒザに遠慮がちに塗ってやる。
シャンプーしたてのような、さわやかな芳香を漂わせている少女は、軽く立てたヒザのうえで、かすかに震えている拓也の指を息をひそめて見つめていた。
形のよいヒザに、白っぽい薬が少しずつ広がってゆく。少女の肌は、ひんやりツルツルしていてすごく気持ちがよかった。
一応薬を塗り終えたが、拓也は少女のヒザから指を離したくなかった。一旦離してしまったら、二度と触れるチャンスがなくなると思ったからだ。手触りのよさにウットリしていた拓也は、頭のなかが真っ白になってきた。
震える指先がヒザからはみ出して、じわじわと、ふとももに侵食してゆく。少女はあらがうでもなく、拓也の指が離れたヒザ小僧を、うるんだ目でジッと凝視している。
ドクッ、ドクッと鼓動が耳に響くが、拓也にはそれが自分の音なのか、少女の鼓動なのか判断がつかない。
止まらなくなった拓也の指がついにスカートのなかに入って、吸いつくようにキメの細かい内ももをはい上がってゆく。
少女の首が妖しく揺れ、拓也の耳元に熱い吐息がかかった。
拓也が少女の反応を伺うと、ゆっくり顔をあげた彼女は困ったように首をかしげ、うれいを含んだひとみで見つめかえしてくる。
聡明そうな額と自然な感じにととのえた眉、そして沁みるような眼差しがほかの女にはない輝きを放っていた。
少女の清廉な美しさに引きこまれるように、拓也はそっと唇を重ねた。抵抗はなかった。
少女のやわらかい唇から、甘やかな吐息が漏れでた。




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